ヤンキース田中将大が3月1日のオープン戦に登板へ 米紙も「マサヒロ タナカの時代が始まる」と注目

「田中にはまだ修正しなければならなことはたくさんある」

 ヤンキースの田中将大投手がジョージ・スタインブレナーフィールドで行われる3月1日(日本時間3月2日)のフィリーズとのオープン戦でメジャー実戦デビューを果たすことになった。ジョー・ジラルディ監督が明らかにしたもので、ニューヨーク・デイリーニュースが報じている。

「マサヒロ タナカの時代が土曜日から始まる」という一文から記事はスタートする。ジラルディ監督とラリー・ロスチャイルド投手コーチが協議し、フィリーズ戦でまずはCCサバシア、黒田博樹、田中という先発三本柱を投げさせることに決めた。

「思うに3人ともに2イニング、35球ぐらい投げることになる。まずは彼らに(実戦で)投げてもらいたい。大事なことは彼らに(塁に走者のいない)イニングの最初から投げてもらうこと。これはラリーのアイデアだ」

 ジラルティ監督はそう語った。昨年のプレーオフ進出失敗の雪辱を晴らす鍵となる三枚看板のそろい踏み。先発はサバシアが有力視されているが、黒田か田中のどちらの順番で登板するかは不明という。

「田中にはまだ修正しなければいけないことはたくさんある」

 ジラルディ監督はそう話しているが、7年契約1億5500万ドルの男の初マウンドだけに、一球一球に大きな注目が集まりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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