田中将大を陰ながら支える男をメジャー公式HPが特集

今年まで通訳の経験はなかった

 ヤンキースの田中将大投手の専属通訳を務める堀江慎吾氏がMLB公式ホームページで特集された。トップページに掲載された特集記事の見出しは「言葉の壁を壊す」で、記事では堀江氏のプロフィールを詳しく紹介している。

 39歳の堀江氏は東京出身。日本とアメリカで学生時代を過ごし、語学が堪能だという。そして、そのスキルをメディアの仕事で生かしてきた。日本の高校を卒業後、新聞社で編集に従事。2001年にNHKの仕事でアメリカに移住した。NHKの系列会社の仕事でニューヨークに転勤するまで、2008年までロサンゼルスで過ごしていたという。

 今年まで通訳の経験はなかったが、友人で今年ヤンキースの臨時コーチを務めた松井秀喜氏の通訳を長年、務めたロへリオ・カーロンさんの勧めで、田中の通訳を公募していたヤンキースに、履歴書を提出。通訳という仕事は面白そうで、メジャーで正式に働けるチャンスだったことも魅力的だった。

「この仕事をするとは思ってもみなかった。幸運なことに、日本とアメリカで教育を受ける機会があった。ベストでも完璧でもないけれど、どちらの言葉でも十分に意思の疎通ができるレベルにまで、自分の語学を磨くことができた」と堀江氏は語っているという。

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