メッツ・松坂大輔は、なぜ開幕直前にマイナー契約を結び直したのか?

松坂がマイナー契約を結び直した理由

 開幕メジャーへ向けて、最後のテストに挑む。メッツとマイナー契約を結び、招待選手としてメジャーキャンプに参加している松坂大輔投手(33)が、マイナー契約のままで29日(日本時間30日)のブルージェイズ戦に登板し、先発ローテーション入りを目指すことになった。

 開幕ベンチ入り(25人)の通達期限だった25日には、球団が松坂に10万ドル(約1020万円)のボーナスを支払い、マイナー契約を結び直したことを発表。開幕メジャーの可能性がなくなったとの報道もあったが、実はこれはメッツが松坂を手放したくないからこそ取った措置だった。

 松坂は24日のカージナルス戦で6回0/3を3安打1失点と好投。初勝利を挙げた。オープン戦は5試合に先発して1勝1敗、防御率3・86。18回2/3を投げて21安打、17奪三振、5四死球と安定しており、首脳陣の評価も高いことから、開幕ローテーション5番目の椅子は手中に収めたものと見られていた。

 しかし、メッツは25日にマイナー契約を発表した。まさかの開幕メジャー消滅かとも思われたが、これには複雑は事情があった。

 松坂はメッツとの契約時、25日までにメジャー昇格を果たせなかった場合、退団してFAとなるか、10万ドルのボーナスを受け取ってマイナー行きを受け入れる、という付帯条件を入れていた。つまり、球団側はこの日までに松坂にメジャーかマイナーかを通達しなければいけなかったわけだ。

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