田中将大が背番号42でマウンドへ!? 次回登板は「ジャッキー・ロビンソン・デー」

背番号42を背負い、本拠地初勝利を掴めるか

 ジャッキー・ロビンソンがいなくても、ほかの誰かが同じことをやっていたかもしれない。だが、この挑戦がなければ、有色人種である日本人選手がメジャーリーグでプレーすることはなかった可能性もあるわけだ。そして、1年に1度しかない日に登板できるという偶然が、メジャー初年度の田中に巡ってくることになる。

 ヤンキースタジアムでの初登板となった4月9日のオリオールズ戦では、7回7安打3失点10奪三振と好投しながら、初勝利はならなかった。それでも、確かな手応えをつかみつつある。

「やれるか、やれないかというより、やらないといけない。評価は周りの方々がしてくれることだと思うので、僕は自分の出来る仕事をやるだけです。いい投球を1年通してやりたいなと思っているので、粘り強くやっていきたい」

 試合後のその言葉からは、強い決意と自信がにじみ出ている。

 背番号42を背負い、記念すべき本拠地初勝利をつかむことになれば、記録にも記憶にも残る1日となるだろう。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY