敬礼ポーズの生みの親 広島・廣瀬純が今季1号&3打点の活躍

本塁打を打った選手を敬礼で迎える広島

 神宮の空に広島・廣瀬純外野手がアーチを描いた。23日のヤクルト戦。初回の2点タイムリーに続き、3回に今季1号となる本塁打をかっ飛ばした。

「集中して甘い球を一発で仕留めることが出来ました。詰まったんですけど、いい風が吹いてくれたので、神宮の風に助けられたと思います」

 ヤクルトの本拠地とはいえ、真っ赤に染まるレフトスタンドは大歓声に沸いた。やはり廣瀬が打つと盛り上がる。

 そして、お決まりのあのポーズ。もうカープの中では完全に定着した。一塁コーチャーの石井琢朗コーチが本塁付近で出迎える。普通ならハイタッチなどでナインも出迎えるがカープは違う。敬礼のポーズを取るのだ。

 今年は開幕から丸佳浩や堂林翔太らが本塁打を打ち、勝利に貢献。そのたびに手をおでこ付近にあげる敬礼ポーズをとって、打った選手を出迎えている。昨年からカープの中では浸透し始め、最近では石井コーチも始めた。選手、コーチの動きにキレが出てきているから面白い。

 チームをひとつにしているこのポーズ。最初にやり出したのは、昨夜のヒーロー、廣瀬だった。昨年1月の自主トレがきっかけだったという。

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