トラブル続きのヤンキース先発陣は早くもマー君頼りに!? 「田中だけが唯一頼れる存在」

田中に頼らざるを得ないヤンキース

 故障者続出などのトラブルに見舞われているヤンキースの先発投手陣に関して、今季3勝0敗と活躍する田中将大投手に頼らざるを得ない状況だと現地メディアが報じている。地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「田中はヤンキースの崩壊中の先発ローテーションで唯一信頼できる歯車だ」と伝えた。

「田中の適応に期間がかかるという考えや、先発ローテーションの3番手という考えはすでに風変わりなものとなっており、4月まで持たなかった。この30日間でストロングポイントから悩みの種となった先発ローテーションの中で、今や田中だけが唯一頼れる存在だ」

 名物コラムニストのジョエル・シャーマン氏は記事でこう書き出している。

 7年総額1億5500万ドルと破格の契約で獲得した田中へのプレッシャーを軽減するために、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは開幕前に「先発ローテーションの3番手」と発言。だが、ヤンキースの先発陣は早くもピンチに直面している。

「(先発ローテーションの3番手だった)イバン・ノバはすでにトミー・ジョン手術を受け、今季中の復帰は絶望視されている。(5番手の)マイケル・ピネダはカムバック賞候補から一転、松ヤニを首に塗りたくったことで一気に笑い者と化した。そして、成熟度の問題や健康の問題も浮上し、ヤンキースにとっては懸案事項となった」

 記事ではそう伝えている。

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