マリナーズ・岩隈久志の復帰を同僚も歓迎 「変化球とスプリットは最高だった」

「効率的なピッチング」で復帰戦白星

 右手中指の負傷で故障者リスト入りしていたマリナーズの岩隈久志投手が現地時間3日のアストロズ戦で今季初先発。6回3分の2イニングを投げ、6安打4失点を喫したが、味方打線の援護を受けて復帰戦で初勝利を挙げた。

「岩隈のこの日の数字はそこまで印象的に見えないかもしれないが、81球で実に効率的なピッチングだった。ブルペンにマウンドを明け渡すまでは7回2アウト一塁で9-3とチームはリードしていたのだから」

 MLB公式ホームページは試合の特集記事で昨年サイ・ヤング賞候補で3位に入った岩隈の復活をこう報じている。2番手のドミニク・レオン投手が直後に2ランホームランを打たれ、1アウトも奪えずに降板したが、この不振がなければ3失点でクオリティスタートだったことになる。

 岩隈もアンソニースズキ通訳を介し、「今日はすごくほっとしています。試合前はすごく興奮していたけれど、集中して自分のピッチングができたと思う。今はうれしい気持ちです」と地元メディアに語ったという。

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