「伝道師は黒田博樹」!? ヤンキースでハイチュウが大ブームに
誇らしげにハイチュウを語る黒田博樹
内野手のケリー・ジョンソンは、ハイチュウの魅力と闘い続けてきたという。
「一番最後に食べたのが多分、僕じゃないかな。初めて食べたのは2週間前だったんだ。でも、その後の3日間で50個食べていた。それでも、自分自身をハイチュウ中毒患者とは思っていないよ」
3日で50個という量ですら中毒と定義されなければ、他の選手は一体どれだけ口にしているのだろうか。そして、ハイチュウを大量摂取するに至ったヤンキースに、懸念すべきことはあるのか。子供時代から慣れ親しんできた田中は「多くの人が食べてきていますので、何も心配いりません」と通訳を介して説明しているという。田中自身もクラブハウスでハイチュウを楽しんでいるようだ。
「試合が終わる前から新しい箱の中身がなくなっているのを見ると、無茶苦茶、笑えるんだ。クラブハウスにおける伝染病と言えるとね」
ソーントンはこう説明している。
「みんなに気に入ってもらえたのはいいこと。食べることでリラックスできればそれでいい。日本製のものを食べてもらって、それを気に入ってもらえるのは嬉しい」
黒田は誇らしげにこう話していたという。日本人選手3人が重要な役割を果たしているヤンキースだが、ハイチュウも欠かせない存在となっているようだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count