ついに「ピッチャー・イチロー」が誕生か!? 地元紙の特集にヤンキース監督も前向きな姿勢を示す
イチローがマウンドに上がる可能性は低くない
練習パートナーも務めるターナー通訳は「彼はいいスライダーを投げますよ」と証言している。イチローは2009年に第2回WBCに向けて神戸で自主トレを行っていた際、ウォーミングアップの一環としてマウンドに上がり、ボールを投げ込むこともあったという。
カメラマンはその写真を撮り、直球が92マイル(約148キロ)を計測したことも報じられた。すると、人々はイチローがWBCで登板するための準備を始めたのではないかと思い始めたという。
「マリナーズはそれを聞いて、よく思わなかった。彼らは(日本代表チームに)電話して、僕を登板させないように言ったんです」
本人はその時のことを残念そうに振り返っている。
ただ、記事の最後には、イチローがメジャーでマウンドに上がる可能性は決して低くないとしている。その記述はこうだ。
「もしヤンキースが再びロングゲームを戦ったり、野手の登板が必要になったときには、スズキはマウンドに戻るという夢を実現するかもしれない」
その瞬間は確実に近づいていると言えそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count