田澤純一、上原浩治が圧巻の救援で1-0勝利に貢献 現地メディアも「何てリリーフだ!」

改めて存在感を示した上原と田澤

 レッドソックスの上原浩治投手が10日(日本時間11日)のオリオールズ戦9回裏から登板。無失点に抑えて、今季13セーブ目を記録した。8回を三者凡退で抑え、5ホールド目を手にした田澤純一投手とともに日本人リレーの活躍で、レッドソックスは1-0勝利。

 地元メディアESPNは「何てリリーフだ!」との小見出しで試合を速報し、その投球を絶賛している。

「ミラーはソックスのブルペンの魅惑の働きの始まりに過ぎなかった。ジュンイチ タザワは2三振を含む三者凡退に。そして、コウジ ウエハラは先頭バッターの代打スティーブ・ピアースにヒットを許したが、13セーブ目を記録。後続のバントの場面で素早い身のこなしで2塁フォースアウトを記録。そこから2三振でゲームを締めた」

 記事は日本人コンビの活躍をこう称えている。

 田澤は10球中9球がストライクという圧巻のピッチングで防御率は2・28に。上原は14球中ストライクが11球で防御率は0・65と凄まじい数字となっている。

 昨季ワールドシリーズ王者のレッドソックスは5月15日のツインズ戦から10連敗を喫した後、7連勝と巻き返したが、その後また5連敗と乱高下を繰り返していた。チームにとってはレギュラーシーズンで、12年4月28日のホワイトソックス戦以来となる久々の1-0勝利となった。今季29勝35敗と苦しむ強豪にあって、改めて上原と田澤は存在感を示した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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