田中将大の次回登板も大記録がかかる!? 米メディアは同僚投手をも助けるその存在感の大きさに注目

オールスター前に12勝以上なら44年ぶりの快記録

 ヤンキースの田中将大投手(25)が22日午後2時5分(日本時間23日午前3時5分)プレイボールのオリオールズ戦で今季15度目の先発マウンドに上がる。ここまでメジャートップの11勝、リーグトップの防御率1・99と圧倒的な成績を残している右腕だが、この一戦ではまた1つ、大きな記録がかかることになるという。

 MLBネットワークのジョン・モロシ記者は19日にツイッターで以下のようなデータを紹介している。

「マサヒロ・タナカは現在11勝1敗。もう1勝すれば1970年のウェイン・シンプソン以来、オールスター前に12勝以上した初めての投手になる(※)」
※ルーキーシーズンでオールスター前に12勝以上はシンプソン以来の記録

 シンプソンは同年にレッズでデビューし、オールスター前までに13勝1敗の成績を残した。田中がオリオールズ戦で勝利投手になれば、メジャーデビューシーズンの投手としては実に44年ぶりの快記録となる。しかも、順調にいけば前半戦での登板機会は、あと5度となる見込み。シンプソン氏の13勝という数字を上回る可能性も十分にありそうだ。

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