黒田博樹が1か月ぶりの白星で今季5勝目! ヤンキースは連敗を4で止める

1ヶ月ぶりの白星を手にした黒田

 ヤンキースの黒田博樹が25日(日本時間26日)のブルージェイズ戦に先発し、6回1/3を投げ、8安打4奪三振2四球3失点で今季5勝目(5敗)を挙げた。防御率は4・23。6月は5試合目の登板で初の白星で、5月28日のカージナルス戦以来、約1か月ぶりに勝利投手となった。

 今季16度目の先発のマウンドに上がった黒田は初回、先頭のホセ・レイエスに先制の本塁打を許し、続くメルキー・カブレラにも右安打される不安定な立ち上がりとなったが、その後、3番アダム・リンド、4番エドウィン・エンカーナシオンと連続三振に仕留めるなど、後続を断った。

 ヤンキース打線は3回、粘りの投球を見せる黒田を援護し、マーク・テシェイラの2点本塁打などで4得点と逆転に成功。一方の黒田は2回以降無失点で切り抜けたが、5回2死2、3塁からカブレラに左安打を許して、1点差に詰め寄られた。

 ヤンキースは7回に1点を加点。黒田は7回途中に102球でマウンドを降りた。その後、ヤンキースはブルペンが踏ん張り、5-3で勝利し、連敗を4でストップ。39歳の右腕は今月に入り5試合中4試合でクオリティスタート(6回以上を自責3以内)と力投を見せている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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