右肘の炎症でDL入りの田中将大がシアトルへ チームドクターの診断を仰ぐ

チームドクターはシアトルでの学会に出席中

 右肘の炎症で15日間の故障者リスト(DL)入りしたヤンキースの田中将大投手が主治医の診断を仰ぐためにシアトルに向かったことが分かった。9日(日本時間10日)のインディアンス戦で延長14回に5-4で勝利した後、ジョー・ジラルディ監督が明かしている。

 田中は9日、クリーブランドに遠征中のチームを離れ、ニューヨークでMRI検査を受けたばかりだが、ヤンキースのチームドクターのクリストファー・アーメッド医師はシアトルで行われている整形外科医の学会に出席しているために、診断結果は出ていなかった。チームドクターによる再検査を受けて、正確な診断や全治などが明らかになる。

 ESPNによると、ジラルディ監督は「彼がそれ(肘の痛み)を訴えてきたのは初めてのことだ。(ピッチャーが)肘の問題でMRI検査を受けると、誰もが心配するのは理解できる。だが、アーメッド医師が診察するまでは、あまり多くの情報はない」と語っている。

 田中は予定されていた13日のオリオールズ戦と15日のオールスター戦の登板を回避することが確定している。今季リーグトップの12勝(4敗)でピンストライプの名門を支えてきた田中だけに、軽傷であることを願うばかりだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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