上原浩治が長男とともにオールスターの前日行事に参加 昨年のポストシーズンに続いて“親子デビュー”を果たす!?

オールスターへ臨む心境を明かした上原

 レッドソックスの上原浩治投手(39)が14日(日本時間15日)、初出場となるオールスター戦(ミネアポリス、ターゲット・フィールド)の前日会見に出席した。日本人最高齢での出場は大きな話題となっているが、この日は米国ですでに“スター”として有名な長男・一真君も注目を集めた。世界一まで上り詰めた昨年のポストシーズンに続いて、オールスターへの“デビュー”も果たしたのだ。

 ミネアポリスのホテルで開かれた前日会見で、上原は初のオールスターに臨む心境をこう明かした。

「(オールスターブレークは)やっぱり完全に休まないと。4日しかないからね。本当に前半戦最後の方は疲れきってましたから。選ばれてもちろんうれしいですけど、本音としては後半戦のためにも休みたいです。でも、(オールスターは)やっぱり1回は経験したかったことなので。年齢どうこうというよりも、出ることはすごく自分にとってはうれしいです。すごいメンバーなんで、どうしていいか分からない状況ですし、はしっこで細々と隠れながらやりたいと思います」

 照れ隠しもあるのか、苦笑いで話す内容は少し複雑だった。そんな父親の横に、一真君はちょこんと、いや堂々と座っていた。

 昨年のポストシーズンでは、獅子奮迅の活躍を見せた上原と行動をともにして、そのほほえましい様子が話題となった。レッドソックスの練習中に外野を守る一真君の姿は、地元メディアにも何度も取り上げられた。

 そして、全米を虜にしたのが日本でも話題となった名場面。タイガースとのリーグ優勝決定シリーズで上原がMVPに輝き、本拠地フェンウェイ・パークでのヒーローインタビューで一真君も一緒に壇上に上がった。父親の投球について感想を聞かれ、マイクを向けられた一真君が「Excited!」と抜群の発音で答えると、場内のボルテージは最高潮に。この様子が放送され、一躍、全米の人気者となった。

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