イチローのライバルがニューヨーク嫌いを告白 「カルチャーショックに直面」

ヤンキースGMはプラドにライトでの活躍を期待

 今季開幕時には外野手の5番手という扱いだったイチローは走攻守にわたるハイレベルなプレーで、レギュラーの座を奪回したが、プラドの加入で再び控えに回る形となった。プラドは内野なら捕手以外のポジションはどこでもこなせる万能型。レフトを守った経験もあり、今はチームからライトでの活躍を求められている。

 プラド自身、「しばらくライトではプレーしていなかった。でも、チームメートを助け、チームの勝利に貢献するためにはライトでのプレーに前向きだと(ブライアン・キャッシュマンGMに)伝えている」と語っている。

「何をすることになろうが、チームの勝利に貢献するためにどんなチャレンジにも準備するつもりだ。その前には取り組まないことがたくさんある。何より適応しないと」

 後半戦に入って以降34打数4安打、打率.118と深刻な打撃不振に陥ったイチローにとってライバルとなるプラド。純朴な万能型はライトへの挑戦に前向きだったが、ビッグアップルと呼ばれる大都市に馴染むことには不安を隠せない様子だった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY