【今日のMLB日本人選手】カブス藤川がメジャー復帰 田澤・上原の日本人コンビも活躍

上原が自己最多記録を更新

○カージナルス対レッドソックス

 カージナルスの本拠地で行われる3連戦の2戦目。レッドソックスは1-1の8回裏に田澤純一を投入。前日は黒星がついてしまった田澤だが、今日は1番カーペンターから三振を奪うと、続く2番ウォンと3番ホリデーを打ち取って三者凡退に抑える。すると9回表、満塁からボガーツが犠牲フライを放ってレッドソックスが2-1でリードし、田澤は勝利投手の権利を得た。

 9回裏は上原浩治が登板。4番アダムスと7番タベラスに安打を許し2死1、2塁のピンチとなるが、8番ジェイを二ゴロに打ち取りゲームセットとなった。日本人コンビの活躍でレッドソックスが2-1で勝利し、田澤はこれで今季2勝目。上原はセーブ数を23と伸ばして自己最多記録を更新した。

田澤純一 2勝3敗12H 防御率3.33 47奪三振
上原浩治 5勝2敗23S 防御率1.39 65奪三振

○ダイヤモンドバックス対ロイヤルズ

ロイヤルズの青木宣親は敵地でのダイヤモンドバックス戦に1番ライトで先発出場。4打席とも凡打に終わり、8回裏の守備で交代した。無安打は5試合ぶり。試合はロイヤルズが4-3で勝利している。

青木宣親 打率.261 本塁打1 打点23

○ヤンキース対タイガース

 ヤンキースのイチローは、本拠地でのタイガース戦でベンチスタート。8回裏の攻撃でヤンキースが3点を奪うと、5-1となった9回表はスタメンのプラドがサードに移り、ライトの守備にイチローが入った。この回は遊撃手ジーターの好守備もあってタイガースは三者凡退、試合は5-1でヤンキースが勝利した。

イチロー 打率.271 本塁打1 打点14

○ブルージェイズ対オリオールズ

 ブルージェイズの川崎宗則は本拠地でのオリオールズ戦に8番サードで先発出場した。1、2打席目を凡退で迎えた6回、先発チェンに代わって入ったマクファーランドからセンターへヒットを放って出塁。その後、3番バティスタの2塁打により5点目のホームを踏んだ。8回の4打席目もライトへのヒットを放ち、川崎は4打数2安打1得点。ブルージェイズの5-1勝利に貢献した。

川崎宗則 打率.284 本塁打0 打点8

○ロッキーズ対カブス

 カブスの藤川球児は、敵地でのロッキーズ戦で昨年5月以来、1年2か月ぶりにマウンドに立った。4点を追う6回無死1、2塁から先発のアリエッタに代わって登板。1番ブラックモンへの4球目で死球を当て、2番ラットリッジの二ゴロ併殺の間に三塁走者が9点目のホームを踏んだ。その後、3番モーノーを左飛に打ち取った。藤川は1回10球を投げて無失点。右肘靭帯の再建手術(トミー・ジョン手術)からの復帰を堂々と果たした。

藤川球児 0勝0敗0S 防御率0.00 0奪三振

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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