上原、田澤が経験したMLBのマラソンゲーム 過去には8時間超えの死闘も

メジャーで最長のイニングは延長26回

 9日(日本時間10日)にエンゼル・スタジアムで行われたエンゼルス-レッドソックス戦はエンゼルスがアルバート・プホルスのサヨナラホームランで5-4で勝利した。プホルスの一発が飛び出したのは延長19回裏。6時間31分の試合に終止符を打った。

レッドソックス 000 000 300 000 010 0000 =4
エンゼルス   200 000 010 000 010 0001×=5

 プホルスのホームランはレッドソックス側が「チャレンジ」を要求し、ビデオ判定に。もしこれが覆っていたら、いったいいつまでやっていたのだろう。

 42.195キロを走るマラソンのような過酷な死闘。この試合を上原浩治、田澤純一の両投手が経験した。未体験ゾーンのロングゲームだった。

 メジャーリーグの歴史をひもといていくと、最も長い試合だったのが1920年のブレーブスVSドジャースの延長26回。試合時間でいうと1984年のホワイトソックスVSブルワーズの8時間6分があり、延長25回にまで及んだ。

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