DL入りしたダルビッシュに関し、レンジャーズGMは現時点で長期離脱の可能性を否定

チームドクターは右肘周辺の筋肉の炎症と診断

 右肘痛で故障者リスト入りしたレンジャーズのダルビッシュ有投手がチームドクターの所見で右肘周辺の筋肉である円回内筋の炎症と診断されたことが分かった。地元紙ダラス・モーニングニュースが靭帯損傷などの重傷ではないことを伝えている。

 今季メジャー最多となる24度目の故障者リスト入りに見舞われたレンジャーズは肘の痛みを訴えた投手が最終的に5人も今季絶望となっている。今季開幕投手を務めたタナー・シェッパーズを筆頭に、ペドロ・フィゲロア、マーティン・ペレス、アレクシー・オガンドらが今季絶望となっており、ペレスは自身の腱を移植するトミー・ジョン手術を受けている。

 靭帯の損傷を真っ先に心配したというレンジャーズのジョン・ダニエルズGMは診察を終えたチームドクターのキース・マイスター氏と会談を持ったという。

「それ(靭帯損傷)が我々の質問だったが、マイスター医師は靭帯には(故障は)及んでいないと感じている」と語った上で、マイスター医師が円回内筋と筋の炎症と診断したことを明かしている。強化責任者は14日(日本時間15日)に予定されているMRI検査の結果次第としながらも、現時点での長期離脱の可能性を否定している。

 ダニエルズGMは先発ローテーションが二回りする間のリハビリを経て、ダルビッシュが復帰することを見込んでいる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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