DL入りしたダルビッシュの最短での復帰は見送り レンジャーズ監督「彼はまだボールを握っていない」
投球練習再開前に再度MRI検査を受ける見通し
右肘の炎症で戦線を離脱しているレンジャーズのダルビッシュ有投手が故障者リスト(DL)からの最短での復帰が見送られることになった。ESPNが「ユウ ダルビッシュがDLのまま」と報じている。
精密検査の結果、右肘の軽度の炎症と診断された際、ロン・ワシントン監督は26日のマリナーズ戦で復帰となる見通しを語っていたが、「彼はまだボールを握っていない。彼が(肘の状態について)分かるようなことは一切していないから、情報はないんだ。我々は治療以外のことは禁止している」と話したという。指揮官はマリナーズ戦から始まる10連戦の遠征帯同を疑問視。具体的な復帰時期については未定としている。
レンジャーズは今季負傷者の続出でメジャー最低勝率に苦しんでいる。プレーオフ進出が絶望となっている現状で、右肘に違和感を持つエースを無理に登板させる必要性があるのかどうかも現地では話題となっている。ダルビッシュは投球練習再開前に再度、MRI検査を受ける予定で慎重なリハビリを進めている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count