ダルビッシュ有が電撃辞任の恩師との別れを惜しむ 「偉大な監督であり、素晴らしい方でした」

ワシントン監督の辞任を受け、惜別のコメントを発表

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が恩師との別れを惜しんだ。メジャー移籍した2012年当時から指揮官を務めていたロン・ワシントン監督が5日(日本時間6日)に個人的な理由で電撃辞任したことを受け、球団を通じて英語で談話を発表。「偉大な監督でした」と敬意を表している。

 固い信頼関係を築いてきた指揮官の決断に、ショックを隠せなかった。ダルビッシュは談話で「監督が辞任される理由が明確になっていないのでコメントするのは難しいですが」と前置きしながら「私がチームに加わってから、監督は私に常に良くしてくれました。偉大な監督であり、人間としてもとても素晴らしい方でした」と感謝の気持ちを表した。

 ダルビッシュだけでなく、チームに関わる全ての人から愛されていたワシントン監督。5日にミーティングで選手とスタッフに辞任を伝えた際には、誰もがショックを隠せず、本人も感情的になっていたという。レンジャーズをワールドシリーズ(2010、11年)に導いた唯一の監督という輝かしい実績を残し、惜しまれながらチームを去った。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY