グリエル決勝弾! DeNAが巨人に勝利し連敗を3でストップ
三上が新人球団新記録の19セーブを記録
東京ドームで行われた巨人-横浜DeNAの3戦目。行き詰まる投手戦を制したのは横浜DeNAだった。
巨人の先発は江柄子。大竹の登録抹消により先発ローテに谷間が生まれ、巨人特有の中継ぎリレーの先陣として起用された。江柄子は3回2/3を無失点。4回にグリエルとブランコにヒットを浴びて、1、3塁のピンチを招いたところで、高木京にスイッチ。高木は下園を高めの球でライトフライに打ち取り、ピンチを切り抜ける。高木は3イニングを任され、無失点。続く久保、山口も無失点で8回までリレーした。
現在11勝の横浜DeNA先発の井納も毎回のようにヒットや四球で走者を出したが粘った。7回99球を6安打無失点で降板すると、長田が8回からリリーフし、こちらも1回無失点で切り抜ける。
試合は0-0で迎えた9回表、巨人のマシソンからグリエルがブルーに染まるレフトスタンドへ先制のホームラン。なおも下園のヒットなどから2アウト満塁と攻め、代打の後藤がライト前に落ちる2点タイムリーで突き放した。
9回から三上がマウンドに上がり、村田にヒットを浴びたが、無失点救援で試合終了。3-0で勝利した横浜DeNA。ルーキー三上は2000年の木塚敦志の18セーブを抜き、新人球団最多の19セーブ目を挙げた。巨人はカード3連勝ならず。横浜DeNAは連敗を3で止めた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count