田中将大が28日のレッドソックス戦で先発へ 次回登板は80~85球程度

ジラルディ監督「彼は今日1日中笑っているよ。良いことだ」

 右肘靭帯部分断裂から復帰したヤンキースの田中将大投手が27日(日本時間28日)の敵地レッドソックス戦で登板する見通しとなった。ESPNが「マサヒロ タナカが土曜日に先発へ」と報じている。

 7月8日のインディアンス戦以来、75日ぶりの登板となった21日のブルージェイズ戦では5回1/3を5安打1失点4奪三振無四球と好投。13勝目(4敗)を挙げた。

 一夜明けたこの日、ヤンキースタジアムの外野でキャッチボールなどの練習を実施。復帰登板を投げ終えた時点で再び違和感や痛みが発生すれば、靭帯を再建するトミー・ジョン手術の可能性も依然として残されていたが、ジョー・ジラルディ監督は「彼は今日1日中笑っているよ。良いことだ」と右肘が順調な様子を明かしている。

 また、75日ぶりの復帰戦となったブルージェイズ戦は70球という投球制限を設けたが、不倶戴天の宿敵レッドソックス戦では80から85球を投げさせる予定だという。

 今季最後の登板となるレッドソックス戦を無事投げ終え、それでも肘に問題が出なければ、手術を行わずに保存療法でリハビリを続けてきたヤンキース側の選択がひとまず正解だったことが証明され、田中自身も来季に向けて大きな一歩を踏み出すことになる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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