オリックス金子千尋が沢村賞初受賞 「2年連続で候補に挙がれたことに自信を持ちたい」

オリックス初受賞に「驚いています」

 オリックスの金子千尋投手が27日、今年度の沢村賞に輝いた。金子は初受賞。この日、都内で選考委員会が開かれ、全会一致で選ばれた。

 金子は選考基準の7項目となる15勝、150奪三振、10完投、防御率2.50、200投球回、25登板、勝率.600のうち、16勝、199奪三振、防御率1.98、26登板、勝率.762の5項目をクリア。昨季は全7項目をクリアしながらも、24勝無敗と圧巻の成績を残した楽天・田中将大投手(現ヤンキース)が選出されており、うれしい初受賞となった。

 金子は球団を通じて喜びを言葉を発表。

「先発投手として目指すところでもありますし、やっぱり嬉しいですね。球団初ということは知りませんでしたので、驚いています。

 漠然とですが、シーズンが始まる前から沢村賞の候補に挙がりたいと思っていましたし、1年間を通して投げなければ取れない賞ですので、2年連続で候補に挙がれたことには自信を持ちたいなと思います。

 日米野球では、日本代表として初めてプレーしますので緊張すると思いますが、シーズン中と同じようなピッチングができるようにがんばりたいと思います。

 来年の目標はケガをせずに1年間投げることです。1年間しっかりと投げ切ることで数字は付いてくると思いますし、これからも毎年この沢村賞の候補に挙がれるようにがんばっていきたいと思います!」とコメントしている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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