ソフトバンクが第3戦を制し2勝1敗に 7回無失点・大隣の好投光る

打線もつながり大隣を援護

「SMBC日本シリーズ」は球場を福岡ヤフオクドームに移し、第3戦が行われ、ソフトバンクが5-1で阪神を下し、対戦成績を2勝1敗とした。

 ソフトバンクの先発はCSでも好投した大隣。日本シリーズは初登板。阪神は球団史上最年少日本シリーズ勝利(20歳2か月)をかけ、藤浪がマウンドに。こちらもシリーズ初登板となった。

 先手をとったのは、第2戦に続きソフトバンクだった。1回裏、先頭の柳田がいきなり、ライトへ二塁打を放った。明石が送り、ここまでシリーズ打率3割7分5厘と好調の内川がセンターオーバーのタイムリー二塁打を放ち、先取点を奪った。

 1-0の4回。先頭の吉村が四球を選ぶ。続く、今宮が送りバントを決め、1アウト2塁。続く細川に対し、阪神バッテリーは追い込み、カウント2ボール2ストライク。そこから藤浪は細川を空振りに取ったが、ボールはワンバウンド。捕手の鶴岡は捕球できず後逸した。二塁走者の吉村は鶴岡がボールを見失っているところを突いて、スピードを緩めず一気に本塁めがけて走った。最後はクロスプレーになり、スライディングした吉村の足の方が早くホームに入り、貴重な追加点が入った。

 3点目は6回。先頭の吉村がセンター前ヒット。今宮が進塁打となる投手ゴロを放ち、1アウト2塁。細川が三振に倒れたところで阪神ベンチは動き、藤浪は交代した。柳田、明石と左打者が2人続くとあり、左腕の高宮が2番手に立った。

 柳田は死球、明石がライト前ヒットで2アウト満塁とソフトバンクは攻めた。阪神は3番手に安藤をマウンドへ送った。続く内川は、高くバウンドしたサード・西岡へのゴロとなった。西岡はセカンドへ送球したが、一塁走者の明石の足の方が速く、セーフ。西岡痛恨のフィルダースチョイスの間に吉村が生還し、3-0となった。

 なおも満塁で4番・李大浩。主砲は安藤の内角球に詰まらされ、センターへの飛球になったが、深く守っていたセンター・大和の前に落ち、2人の走者が生還。ショート鳥谷も追ったが、追いつけなかった。5-0とリードを広げ、投げ続ける大隣を打線が援護した。

 大隣は6回まで2回のマートンにヒット以外に安打を許さない好投を演じた。7回。久しぶりにヒットを先頭の上本に浴びたが、動じない。鳥谷を二塁併殺に仕留め、2アウト。ゴメスにレフト前にヒットを浴びたが、マートンをファーストフライに仕留めた。大隣はCSに続き、またも大一番で好投。7回3安打、無失点の素晴らしい投球だった。

 ソフトバンクは8回を五十嵐が抑え、9回のマウンドには守護神・サファテが上がった。阪神は9回に鳥谷のタイムリーで1点を返したが、反撃もそこまで。ソフトバンクは連勝で対戦成績を2勝1敗とした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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