日本一王手のソフトバンク、30日の第5戦で本拠地胴上げなるか　秋山監督「ぜひとも勝ちたい」

中村の一発に指揮官「まさかホームランになるとは」

　ソフトバンクの秋山監督が本拠地での胴上げに意欲を見せた。29日に福岡ヤフオクドームで行われたSMBC日本シリーズ第4戦は延長10回に中村の劇的3ランが飛び出し、阪神に5-2でサヨナラ勝ち。対戦成績を3勝1敗とし、3年ぶり6度目の日本一に王手をかけた。

　試合後、指揮官はサヨナラ勝利に導いた中村の一発に関し、「素晴らしかった。まさか中村晃の一振りで終わるとは。期待はしていた。素晴らしいバッティングだった」と話して称賛。その後も「まさかホームランになるとは」と繰り返し、驚きと喜びをにじませた。

　30日の第5戦で勝てば、本拠地のファンの前での胴上げが実現する。秋山監督は「明日が、今シーズン144試合、CSまたこの日本シリーズときて、最後の福岡ヤフオクドームでの試合になる。ぜひとも勝ちたい」と力を込めた。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count