今季限りで退任の秋山監督が有終の美　本拠地で10度宙を舞い「夢のようです」

守備妨害での日本一決定に「信じられないですね。こういう終わり方は初めて」

　今季限りで退任する秋山幸二監督が本拠地ヤフオクドームで歓喜の胴上げだ。投手戦となった日本シリーズ第5戦は王手をかけていたソフトバンクが1-0で勝利。4連勝で3年ぶり6度目の日本一を達成した。最後はサファテが1死満塁のピンチを迎えながら、西岡の守備妨害で窮地を脱した。

　秋山監督は「信じられないですね。こういう終わり方は初めてです」と振り返り、「1年間戦って日本一。ここまでこれて感謝したい」と喜びをかみしめた。本拠地全体が歓喜に包まれる中、10度宙を舞い、「最高です。何も言うことない」。

　日本一をなし遂げて退任する指揮官は「最後、日本一できたのは夢のようです。1年間本当にありがとうございました」とファンに感謝した。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count