来年50歳の山本昌の現役続行が米国でも話題に 「ヤマモトの初勝利はマサヒロ・タナカが誕生した年」

MLBの最年長登板記録は59歳、勝利記録は49歳180日

 記事の最後には「ヤマモトがMLBの最年長登板記録に達するには、まださらに9年が必要だ」と言及。サチェル・ペイジが1965年にカンザスシティー・アスレチックスとサインし、59歳でマウンドに上がったことを付け加えている。

 また、CBSスポーツ電子版も「マサヒロ・ヤマモトは来年も日本でピッチングを続けながら50歳になる」と、登録名ではなくフルネームを使った見出しで、日本からのニュースを報じている。

 記事では、山本昌の契約更新のニュースと、来年8月に50歳になるという事実を伝えた上で「彼を日本版のジェイミー・モイヤーと呼ぼう。モイヤーは50歳でアクティブ・プレーヤーにはならなかったが」と言及。今季、山本昌が打ち立てたNPBの最年長勝利記録は49歳と25日だったが、モイヤーが保持するMLBの最年長勝利記録は49歳と180日であることを紹介。2人が左腕という共通点を持つことにも触れている。

 さらに、記事に最後にはMLBの年長出場記録ベスト5を記載。以下のようになっているという。

【1】サチェル・ペイジ(1965年)59歳80日(投手)
【2】チャーリー・オレアリー(1934年)58歳350日(野手)
【3】ニック・アルトロック(1933年)57歳16日(投手)
【4】ミニー・ミノーソ(1980年)54歳311日(野手)
【5】ジム・オルーク(1904年)54歳21日(野手)
※カッコ内は最後の出場年

 日本球界が誇る鉄人は、メジャーの偉人たちにどこまで迫ることができるのか。モイヤーの最年長勝利記録は来年にも更新することが可能なだけに、米国からも熱視線を浴びることになりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY