イチローの新天地候補にタイガース、エンゼルスが浮上 「イチローに最も魅力的」と米メディア

ともに世界一の可能性がある強豪

「特筆すべきは、メジャーでの3000安打までわずか156本まできていること。到達には1シーズンでの活躍か、限定的な役割で2年間が必要となる。どのクラブも4人目の外野手は必要としており、タイガースやエンゼルスのような優勝候補がイチローには最も魅力的な新天地となるかもしれない」

 タイガースはア・リーグ中地区を4連覇中で、エンゼルスは今季のレギュラーシーズンでメジャー最高勝率を誇った強豪。いずれもプレーオフでは地区シリーズで苦杯をなめたが、来季もヤンキースより実力上位にあると見られる。3000本安打という金字塔に加え、ワールドシリーズ制覇すら狙える環境だと言えるだろう。

 イチローは今季開幕前にヤンキースで5番目の外野手という屈辱的な立場に立たされながらも、代打、代走、守備固めという限定的な役割で結果を出し続け、オールスター前には一時的にレギュラーの座を確保した。特集では外野手の4番手という位置付けとされているが、来季も年齢を超越し、下馬評を覆すような活躍を期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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