日米野球で野球観戦の楽しみ方が増える? 斬新なサービスが続々と登場

テキストやデータ、動画が1度に楽しめる公式アプリがリリース

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「2014 SUZUKI 日米野球公式アプリ by LEGENDS Ball Park」で提供される8試合

 8年ぶりに開催される日米野球に向けて、これまでにない斬新なサービスが提供される。

 今シリーズでは地上波による生中継と同時に日本野球機構(NPB)として初のインターネット生中継が行われることが発表されたばかりだが、続いて新たなプラットフォームとなる公式アプリがリリースとなった。主催の読売新聞社とプレゼントキャスト社が発表した「2014 SUZUKI 日米野球公式アプリ by LEGENDS Ball Park」で、侍ジャパンの壮行試合、親善試合や記念試合「阪神・巨人連合対MLB選抜」を含む全8試合(10~20日)で提供される。

 このアプリは直接現地で観戦するファンだけでなく、テレビ観戦、あるいは試合を見逃してしまったファンにとっても有意義なサービスと言えそうだ。アプリ内で配信されるコンテンツは試合スケジュールや結果、ニュースなどの大会情報はもちろん、ハイライトムービーや豊富な試合データ、イニング速報、一球速報など多岐に及ぶ。

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「2014 SUZUKI 日米野球公式アプリ by LEGENDS Ball Park」の各画面

 データ面では出場選手の基本的なプロフィール情報に加え、各選手のこれまでのスタッツを基にした長所や弱点の分析データ、さらには大会中のスタッツをほぼリアルタイムで更新。

 また、イニング速報のタイムラインにもムービーが表示され、試合後にはハイライト、好プレーや奪三振ショーなどの名場面クリップ集なども更新する。それらの動画クリップはSNSでシェアすることも可能で、周囲の仲間と感動や興奮を共有することができる。

 試合に関する情報をテキストだけでなく、データ、動画を駆使して伝え、かつ、いつでもどこでも閲覧可能なサービスは日米野球を楽しむ上でかなり重宝するに違いない。

 侍ジャパンもデータを活用したインターネット中継や独自で立ち上げた編集部による公式サイトでの情報発信など画期的なメディア戦略に取り組んでいる。これまでにない観戦の楽しみ方を提供できれば、ファン層の拡大にもつながるかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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