メジャー首位打者も前田健太の実力に太鼓判 「彼はメジャーで通用する」
「誇大広告ではないことを実証」
一方、MLBオールスターチームを率いるレッドソックスのジョン・ファレル監督からは慎重な発言も飛び出した。
「(日本からメジャー移籍時には)中6日から中4日の登板になる。マウンドの状態も違う。ボールの素材も違う。対戦相手も1番から9番までメジャーの打者のパワーは日本とは違う。時差もある。だから、ピッチャーは身体的に試練を乗り越えなければいけない。直面することはたくさんある」
以前から地元紙も、前田のポスティングによるメジャー挑戦が決まった場合にレッドソックスが獲得に乗り出す可能性を報じており、ファレル監督にとっても右腕の投球を間近で見る機会は貴重だったに違いない。メジャー挑戦する日本人投手が一般的に直面する課題について言及した指揮官だが、本心ではその投球をどう見たのか。
特集記事で「前田はジャパンシリーズでの珠玉のピッチングで誇大広告ではないことを実証した」との見出しで称えられた右腕。第1戦での好投によってメジャー相手にその実力の一端を見せることに成功した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count