まさかの3連敗にMLB・ファレル監督が藤浪を徹底研究!? 「藤浪に対抗できる打線を組む」

3連敗、打率.103、カノ離脱と危機的状況

 日米野球で3連敗中のMLBオールスターチーム(MLB選抜)のジョン・ファレル監督(レッドソックス)が16日の第4戦(東京ドーム)でこれ以上の敗北を避けるために侍ジャパンの先発予定の藤浪晋太郎投手(阪神)の研究に乗り出した。MLB公式サイトが報じている。

 日米野球は現在3戦全敗中。初戦はヒット3本、第2戦は6本、さらに第3戦はノーヒットに抑えられ、ここまで87打数9安打、打率は.103。3戦中2戦で完封されている。極度の不振に陥っている打線について、公式サイトは15選手中10人がヒットゼロというデータを紹介している。

 侍ジャパンの第4戦で藤浪の先発を予定。これに関してファレル監督は「注意深く研究し、コーチ陣と協議して、藤浪に対抗できる打線を組もうと思う。我々にとってはタフなチャレンジになることはわかっている」と語っている。連戦のために準備期間はわずかだが、4連敗という事態を避けるために、阪神の若きエースのスカウティングを進めているようだ。

「我々に修正が必要なのかはわからない。全ての打席で戦うしかない」

 指揮官はそうも話し、打線の奮起を促している。今大会最大のスターであるマリナーズのロビンソン・カノ二塁手が15日の第3戦7回に右足小指に死球を受けて骨折。全治4週間の診断が下った。MLBのスター軍団はさらに苦境に立たされた形だが、指揮官は4連敗を回避するために、最善を尽くす。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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