FA市場の“お買い得格付け”で青木宣親が3位にランクイン

「素晴らしいオールラウンドプレイヤー。3年契約にふさわしい」

 ロイヤルズからフリーエージェント(FA)となった青木宣親外野手が今オフのFA市場の“お買い得選手ランキング”で3位の評価を受けている。米テレビ局「CBSスポーツ」が「ジャスティン・マスターソンと他9人の有力なフリーエジェントのバーゲン品」と特集している。

 特集で1位に挙げられているのはカージナルスのマスターソン投手。今年インディアンスで開幕投手を務めたが、不振のままシーズン途中でカージナルスに移籍。最後まで調子は上がらずシーズン通算7勝9敗、防御率5.88に終わった。

 寸評では開幕時に誰もここまでの不振を予想しなかったとしている。ただ、不振の今季でもFA投手の中で最もゴロ率が高く、新天地でコンディションを整えられれば勝利に貢献できるとも分析。現在、大補強を展開するレッドソックスのジョン・ファレル監督もかつて所属したマスターソンの復帰を要望していると見られており、カブス、ジャイアンツ、ホワイトソックス、マリナーズ、ロイヤルズ、ツインズなどが移籍先候補として挙げられている。また、契約は1、2年で年俸1000万ドル(約11億7000万円)ほどと予想されている。

 2位に入っているのはジャイアンツのワールドシリーズ(WS)制覇に貢献したセルジオ・ロモ投手。今季クローザーの座はサンティアゴ・カシーヤ投手に譲ったが、ジャイアンツの強力ブルペンの一角を形成。ヤンキースで昨年引退した名クローザー、マリアノ・リベラ投手の後釜を務めたデイビッド・ロバートソン投手や、オリオールズFAの左腕アンドリュー・ミラー投手ほどの契約にはならず、お買い得度は高いという。

 そして3位に挙げられているのが青木だ。

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