オリックスが小谷野栄一の獲得を正式発表

2009年にリーグ制覇貢献、2010年に打点王

 オリックスは27日、小谷野栄一内野手(34)の獲得を正式発表した。2003年から日本ハムでプレーしていた小谷野は、今季終了後に海外FA権の行使を宣言。西武なども獲得に名乗りを上げていたが、オリックスが口説き落とした。

 小谷野は2002年のドラフトで日本ハムから5位指名を受け、創価大から入団。2009年には4番を務めるなど活躍し、パ・リーグ制覇に大きく貢献した。中軸を打つだけでなく、三塁手としての高い守備力も生かし、長年にわたって主力としてチームを支え続けた。

 2009、2010、2012年とゴールデングラブ賞を3度受賞。2010年には打率3割1分1厘、16本塁打、109打点で打点王に輝き、ベストナインにも選出された。また、2009年の日本シリーズでは優秀選手賞も受賞している。

 プロ通算では打率2割6分6厘、56本塁打、467打点。今季は84試合の出場にとどまり、打率2割9分6厘、4本塁打、29打点だった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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