上原&田澤のレッドソックスが来季世界一の大本命に急浮上!?

田中のヤンキース、ダルビッシュのレンジャーズは低評価

 ワールドシリーズ覇者のジャイアンツは15倍で6位。今年、ナ・リーグ中地区最下位だったカブスは、若手有望株の台頭とレイズから名将ジョー・マドン監督を引き抜いた効果で、一気に7位タイの17倍と躍進。和田毅投手の活躍も期待される。

 わずか1勝差でワイルドカードでのプレーオフ進出を逃したマリナーズにもカブスと同じ17倍がつけられている。ここにきて岩隈久志投手にトレードの噂が急浮上しているが、ナ・リーグ中地区王者のカージナルス、ア・リーグ東地区王者のオリオーズとも並ぶ高評価だ。

 一方、ワールドシリーズで惜敗したロイヤルズは21倍で、メッツと並ぶ11位タイ。2年連続でプレーオフ進出に失敗した田中将大投手擁するヤンキースは23倍。ダルビッシュ有投手の所属するレンジャーズは26倍となった。2球団は高騰する人件費と反比例し、低い評価を受けている。

 けが人続出で低迷した今季のレンジャーズのように、大補強が結果につながらない場合もある。レッドソックスの積極的な動きは吉と出るだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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