田中将大所属のヤンキースはストーブリーグで低評価 このままなら3年連続プレーオフ逸も?

大補強のブルージェイズ、レッドソックスが王者オリオールズを追う

 2位は例年にないほど積極的な補強を続けるブルージェイズが選ばれている。今年は5月の時点で2位以下に6ゲーム差を付ける独走態勢に入りながらも夏場から失速。しかし、現時点での来季中軸は強力無比だ。

 記事では、ホセ・バティスタ外野手、エドウィン・エンカーナシオン内野手、アスレチックスから大型トレードで獲得したオールスター三塁手のジョシュ・ドナルドソン内野手の来季中軸トリオ候補が今季、合計98本の本塁打を放ったことを指摘。ホセ・レイエス内野手が1番打者を務め、今オフのFA市場最高の捕手とされたパイレーツのラッセル・マーティンを獲得したラインナップの破壊力は大きいと分析している。

 また、クローザーを左腕ブレット・セシルに託すか否かという最終決断が残されている点と先発ローテーションがいまだ不透明な点に触れつつも、「トロント(ブルージェイズ)は現時点で十分勝てるチーム」と評価。ストーブリーグ序盤の段階でチームの完成度は高まっているとしている。

 上原浩治投手と田澤純一投手が所属するレッドソックスは、今年の最下位から3位に浮上。寸評では「1位の座からあと2つのところに来ている。あと2つの動きはコール・ハメルスとジョン・レスターだ」と指摘。ア・リーグ東地区優勝にはフィリーズのエース左腕コール・ハメルズと、今年7月のトレードでアスレチックスにトレードで放出し、シーズン終了後にFAとなった左腕ジョン・レスターの獲得が、2013年シーズンにワールドシリーズを制覇したレッドソックスの覇権奪回のために残された2つの鍵だという。

 レッドソックスは、すでに上原と2年契約を更新。FA市場の打者の目玉コンビだったパブロ・サンドバル内野手、ハンリー・ラミレス内野手を大型契約で獲得し、ストーブリーグの主役となっている。

 記事によると、ベン・チェリントンGMは先発投手をトレードで獲得するための若手の人材を確保しているという。その一方で、オーナーサイドからもう1人の大物を獲得可能な資金も確約されており、FA市場でレスター、トレードでハメルスという実績抜群のエース2人の獲得を予想。一方、レスターを獲得できない場合の獲得候補としてタイガースからFAのマックス・シャーザー投手、ロイヤルズからFAのジェームス・シールズ投手を挙げている。

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