藤川球児がレンジャーズと合意 ダルビッシュと日本人リレー実現へ

1年契約に契約延長オプション付きか

 カブスからフリーエージェント(FA)となった藤川球児投手が、レンジャーズと合意したと米複数メディアが報じた。1年契約で球団に契約延長オプションが付く見込み。来季はダルビッシュ有投手と日本人リレーが見られることになりそうだ。

 第一報を伝えたのは球団公式サイトの記者であるTR・サリバン氏。ツイッターで「レンジャーズはリリーバーのキュウジ・フジカワとのサインに動いている。彼は肘の手術をしているので、契約(までに)はフィジカルチェックを残している」と報告。その後、同サイトにも速報記事を掲載した。

 また地元紙スター・テレグラムのジェフ・ウィルソン記者もツイッターで「ダルビッシュの友達のキュウジ・フジカワは1年契約で、オプションが付く。藤川は2013年にトミー・ジョン手術を受け、2014年に復帰した」と速報している。

 阪神の絶対的守護神だった藤川は、海外FA権を行使して2012年12月にカブスと2年契約。しかし、メジャー初年度となった2013年に右肘の痛みを訴え、6月に靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けた。

 リハビリを経て今年8月にメジャー復帰。しかし、シーズン終了後に契約満了となり、カブスは契約延長オプションを行使しなかったため、FAとなっていた。

 藤川はメジャー通算27試合に登板し、1勝1敗2セーブ、防御率5.04の成績を残している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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