ヤンキースで最も高額な補欠が誕生か 正三塁手補強でAロッドが窮地に

「野手の補強は完了」、黒田との再契約へ本腰か

 来年40歳となるロドリゲスに残されたポジションは、指名打者(DH)しかないのが現状だが、それも保証されてはいない。右翼手のベルトランも足に故障を抱えており、DHでの出場が増えることが予想される。ロドリゲスを準レギュラーとみる地元メディアがほとんだ。

 Baseballreference.comによると、2017年まで長期契約を結んでいるロドリゲスの来季年俸は2100万ドル(約24億6000万円)と高額。ベンチを温めることになれば、チームのお荷物となりかねない。3年連続レギュラーシーズン敗退を避けたいヤンキースにとっては、頭を悩ませる存在になりそうだ。

 また、米紙ニューヨーク・ポストなどは「野手の補強を完了したヤンキースが投手の獲得に本腰を入れる」と予想。FA投手の目玉であるマックス・シャーザーの獲得については、キャッシュマンGMが消極的と報じられているため、FAとなっている黒田博樹との再契約をはじめ、ジャイアンツからFAとなったジェーク・ピービーら短い契約年数で獲得可能な投手が候補に挙がっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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