黒田博樹のヤンキース残留は消えていない? 先発陣最後の補強は日本人右腕か

カプアーノの日本球界入りは持ち越し

 こう言及しており、本人がメジャーでの現役続行を決断すれば、残留の可能性は小さくないと見ている。

 また、カプアーノの日本球界行きはこれで持ち越しとなった。左腕は11月にMLBオールスターの一員として日米野球に参加。当時から日本球界行きを希望していると報道されており、帰国後にラジオ番組に出演した際には「それは事実。2006年から興味をそそられていた。私たちは検討している」と明かしていた。

 地元紙デイリー・ニューズでは「(ヤンキースが)FA左腕との再契約を求めるなら、日本プロ野球との競争に直面するかもしれない」と言及。本人と夫人が日本を愛していること、日本食や文化、日本の野球のスタイルを気に入っていることなどを伝えていたが、最終的には名門球団でのプレーを決断した。

 ヤンキースの今後の動きに注目が集まるが、開幕ローテーションに黒田とカプアーノがそろって入っている可能性もありそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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