イチローと初接触する移籍先候補が浮上 「オリオールズが獲得を検討」

「ボルティモアは彼と繋がる最初の球団」

「ウインターミーティングでは球団の興味を引くことの少なかったイチローだが、ボルティモアは彼と繋がる最初の球団となる」

 記事ではこう説明。イチローの移籍先候補として本格的に接触を図るのは、オリオールズが初めてとなる可能性が高いことを伝えている。

 今年は96勝66敗という成績で、地区2位ヤンキースに12ゲーム差を付ける圧倒的な強さを見せたオリオールズ。クルーズとマーケイキスは離脱したが、29本塁打のアダム・ジョーンズ外野手、26本塁打のクリス・デービス内野手、21本塁打のスティーブ・ピアース外野手と強打者揃い。今季は故障で長期離脱した正捕手のマット・ウィータース、マニー・マチャド内野手も復帰予定で、戦力は充実している。

 今季開幕時にはヤンキースの5番手外野手という首脳陣の評価にも関わらず、イチローは走攻守で高いレベルのプレーを続け、2割8分4厘と結果を出した。特に15盗塁を記録したスピードという色褪せぬ才能は、オリオールズにも武器になるかもしれない。

 すでに来季メジャーで現役続行の強い意思をアメリカのテレビ番組で明確にしていた不惑の天才の去就問題が一気に動き出した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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