15億円差復帰の衝撃 黒田の広島復帰は“日本球界最高”の補強

黒田復帰にはレッドソックスの主砲が日本球界入りするほどの価値がある?

 昨季は主に4番を打ってレッドソックスを世界一に導いたマイク・ナポリも黒田と同額。また、今年もポストシーズンで無類の強さを発揮し、ジャイアンツを世界一に導いたパブロ・サンドバルは今季825万ドル(約10億円)。だが、オフにFAとなってからマーケットの目玉選手としてレッドソックスと契約し、来季の年俸は1700万ドル(約20億円)まで跳ね上がる。

 レンジャーズの主砲としてダルビッシュ有を力強く援護するエイドリアン・ベルトレは今季が1700万ドルで、来季は1800万ドル(約22億円)。2004年には本塁打王(48本)に輝き、MVP投票で次点。オールスター出場4度、シルバースラッガー賞4度、ゴールドグラブ賞4度を誇り、将来は野球殿堂入りの可能性もあるメジャーを代表する強打者として知られている。

 カージナルスのヤディア・モリーナは今年、来年ともに1520万ドルと黒田よりもやや少ない。現在、メジャーNO1キャッチャーに君臨する名手。昨年のWBCでは、日本を準決勝で破ったプエルトリコ代表の正捕手を務め、桁違いの強肩で恐れられた。

 さらに、メジャー最高の遊撃手となりつつあるロッキーズのトロイ・トロウィツキーや、サンドバルとともにジャイアンツの世界一に大きく貢献した右翼手のハンター・ペンスも、今季は黒田と同じ年俸1600ドルだった。

 一方、メジャー屈指のスター選手で、黒田よりも年俸が安い選手も多くいる。今季、打率3割3分5厘、32本塁打、103打点と完全復活したタイガースのビクター・マルティネスの今季年俸は1200万ドル(約14億5000万円)だった。今年の活躍が認められ、FAとなったオフに4年総額6800万ドル(約82億円)=年平均1700万ドルで契約を結び直している。

 また、レッドソックスのデビッド・オルティスは今季年俸が1500万ドル。来季は1600万ドルとなっている。ともに指名打者で守りに就かないため、年俸が上がりにくいという要素はあるが、今季年俸は黒田よりも少ない。

 マルティネスやオルティスのような、メジャーを代表するスラッガーが日本に来る可能性はほぼゼロと言っていいだろう。来年、黒田が日本に戻ってくるというのは、それほど衝撃的なことなのかもしれない。

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