今季最高勝率はマリナーズ? キーマンの1人に岩隈「最高の一流タレント」
球団史上初のWS進出なるか
マリナーズでは、「キング」の異名を持つヘルナンデスと岩隈が「先発2枚看板」を形成している。安定感抜群の2人がフルシーズンを戦い抜くことが、マリナーズの地区制覇への最も大事な条件というわけだ。
岩隈は右手中指の負傷で昨季開幕から約1か月出遅れたものの、その後は先発ローテーションを守った。2012年にメジャー移籍してから長期離脱はなく、フル稼働しているだけに、これまで通りの働きが求められることになる。
記事ではさらに、昨季オリオールズで本塁打王に輝いた新加入のネルソン・クルーズの活躍、ロビンソン・カノ、カイル・シーガーという主軸の例年通りの働きなど、打線についても言及。また「フェルナンド・ロドニーの更なる綱渡り」と昨季は不安定ながらも48セーブを積み重ねた守護神についても触れ、「ロドニーは依然として9回のキーマンだが、マリナーズにはロドニーに続く選手層がある」とブルペンの充実ぶりを評価している。
そして、最後の総評では再び岩隈の名前が登場する。
「マリナーズにはキャリアの全盛期を迎える中心選手がおり、フェリックス、カノ、シーガー、イワクマという最高の一流タレントもいる」
加入3年目を迎えた右腕は、もはやマリナーズに欠かせない選手となった。昨季は惜しくも2001年以来となるプレーオフ進出を逃しただけに、その悔しさを晴らすためのシーズンには大きな期待がかかる。
「2014年の躍進は正当なものに思えたが、彼らは2015年に更に躍進できるのか?」
記事の最後はこう締めくくられている。2001年以来の快進撃、そして当時のイチローも果たせなかった球団史上初のワールドシリーズ進出はなるか。大きなチャンスであることは間違いない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count