先発5番手、あるいは… 大型補強を続けるカブスで和田毅の存在意義は?

「確たる役割を持ちそうな者がいるとすれば、その多才さを理由にワダとなるだろう」

 カブスでは、レスター、ジェイク・アリエッタ、ジェイソン・ハメル、カイル・ヘンドリックの先発ローテーション入りが濃厚と見られている。では、5番手に和田は入れるのか。スポーツ・ジャーナリストのファン・パブロ・アラベナ氏は、情報サイトの「ファンサイデッド」で以下のように分析している。

「エドウィン・ジャクソン、トラヴィス・ウッド、ジェイコブ・ターナー、そしてツヨシ・ワダなど、何人かの選手による戦いになりそうだ」

 ただ、この中でチームにとって最も大きな存在となりそうなのが、日本人左腕だという。

「彼らの全員が強みと弱みを兼ね備えているが、25人ロースターで確たる役割を持ちそうな者がいるとすれば、その多才さを理由にワダとなるだろう。ワダは技巧派だ。ローテーション内での地位を確立できなかった場合でも、ワダはブルペンに適応しうる左利きであり、チーム内で見込みがあることに変わりない」

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