イチロー、青木がFA掘り出し物トップ5に選出も、かち合う移籍先候補

2015年に存在価値を示す人材を格付け特集

 ヤンキースからフリーエージェント(FA)となっているイチロー外野手と、ロイヤルズからFAとなっている青木宣親外野手が、FA市場に残された掘り出し物に選出された。ESPNが「獲得可能な5人の掘り出し物のフリーエージェント」との見出しで、格付け特集を行っている。

 メジャー各球団は、新シーズンに向けた補強を着々と進めている。FA市場では、タイガースからFAとなっているマックス・シャーザー投手、ロイヤルズからFAとなっているジェームス・シールズ投手という大物投手の去就は決まっていないものの、この2人以外にも2015年に存在価値を示す人材は存在すると特集では指摘している。

 掘り出し物トップ5の1位に選出されたのは、ブルージェイズからFAとなっているコルビー・ラスマス外野手。寸評では「2010年、23歳の若さでカージナルスであそこまで活躍した後、彼のキャリアは失望のレンズで覗いた状況になっている」と近年の不振を記している。

 ブルージェイズでの3年間は不安定なパフォーマンスに終始。昨年は打率2割2分5厘、出塁率2割8分7厘、長打率4割4分8厘で、キャリア最悪の三振率を記録した。記事では「まだ28歳だが、明らかな危険信号が出ている」としながらも、センターを守ることができるラスマスにとっては、外野手の補強を必要としている多くの球団が存在することが大きなプラス材料だという。

 移籍先候補にはオリオールズ、レンジャーズ、フィリーズ、ジャイアンツ、インディアンスが挙げられている。

 2位はマリナーズからFAとなっているクリス・ヤング投手。昨季は12勝9敗、防御率3.65と活躍した。シーズン通してのピッチングは2007年以来となったが、終盤には疲弊していたために「シアトルは再び29試合に先発される倍々ゲームに出たくなかった」と再契約に至っていない理由を説明している。

 マリナーズはマイケル・ソーンダース外野手を放出し、ブルージェイズからJ・A・ハップ投手を先発ローテーションの4、5番手としてトレードで獲得した。

 寸評では「ヤングは究極的なフライボール・ピッチャーのために、正しい球場を選ぶ必要がある」と活躍の条件を指摘している。昨季は、外野の広いマリナーズの本拠地セーフコ・フィールドでは防御率2.40だったが、他の球場では5.04と極端に悪化していた。先発ローテーションに厚みを持たせたいチームで、投手有利な球場を本拠地とする球団は1年契約を与えることになると予想している。

 新天地候補はエンゼルス、ジャイアンツ、ロイヤルズ、マーリンズ、パドレスと5球団が挙がっている。

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