イチロー加入をマーリンズのファンも歓迎 アンケートでトップの支持率

地元紙が新加入選手を対象にアンケート調査、「最も興奮する」のはイチロー

 マーリンズとの1年契約に合意したイチロー外野手が、新天地のファンからも歓迎を受けている。メジャー15年目にして初のナ・リーグで、しかもマーリンズは昨年までレッズとともに日本人選手が所属したことのなかったMLB球団。イチローにはなじみの薄いチームかと思いきや、メジャーで数々の偉業を成し遂げてきた天才打者の人気は絶大のようだ。

 米紙マイアミ・ヘラルドは、地元球団のイチロー獲得を受けてHP上でアンケートを実施。「マーリンズのどの新加入選手に最も興奮しますか」と問いかけているが、日本の安打製造機がトップの支持を得ている。

 アンケートの対象となっているのは、トレードで獲得したディー・ゴードン内野手、マット・レイトス投手、マーティン・プラド内野手、そしてフリーエージェント(FA)で契約したマイケル・モース内野手、イチローの5人。さらに「その他」の項目も設けられている。

 現地時間24日午前3時の時点で、イチローは単独トップとなる36.49%の票を獲得。29.31%の2位ゴードンとの差は徐々に広がっている。3位のレイトスは17.82%、プラドは7.18%、モースは6.03%で、「その他」は3.16%となっている。

 ゴードンはスター軍団のドジャースで二塁のレギュラーとしてプレーし、昨季は打率2割8分9厘、2本塁打、34打点、リーグトップの64盗塁と活躍した。26歳という若さも魅力の有望株だ。パドレス、レッズと所属してきたレイトスは2010、12、13年といずれも14勝を挙げた右腕。昨年は負傷に泣かされたが、こちらも27歳と若く、先発ローテーションでの活躍が期待される。

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