イチロー補強のマーリンズが大物FA投手の獲得も視野 球団幹部が明かす

ロイヤルズFAのシールズ獲得を模索、「彼の状況をモニタリングし続けている」

 イチロー外野手が新加入するマーリンズが2003年以来となるワールドシリーズ制覇に向け、フリーエージェント(FA)市場に残された最後のエースの獲得に動く可能性が浮上した。

 都内のホテルで行われたイチローの入団会見に出席したマイケル・ヒル強化担当責任者は第4の外野手としてメジャー通算3000本安打達成を目指すイチローに続く、サプライズ補強の可能性を明らかにしている。

「ジェームズ・シールズに関しては確かに我々が獲得するという噂が出ていることは知っている。そして、実は我々も彼の状況をモニタリングし続けている」

 Full-Countの取材にヒル氏はこう答え、昨年ロイヤルズのワールドシリーズ進出に貢献した33歳右腕シールズの補強に向けて調査を続けていることを明らかにした。

「ビッグゲーム・ジェームズ」の異名を持つシールズは昨年34試合先発し、14勝8敗で防御率は3・21。プレーオフでは好投できなかったが、8年連続で年間30試合以上先発、200イニング以上を達成するなど、リーグ屈指の実績を誇る。ナショナルズに移籍したマックス・シャーザー投手、カブスに移籍したジョン・レスター投手と並ぶ今オフのFA市場のビッグ3と呼ばれる存在だ。

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