ダルビッシュと田中の実力はワールドシリーズMVP左腕よりも上!?

米メディアの格付けでバムガーナーよりも上位にランクイン、ダルビッシュはトップ10入り

 レンジャーズのダルビッシュ有投手とヤンキースの田中将大投手が、昨年のワールドシリーズでMVPに輝く圧巻のピッチングを見せ、ジャイアンツをワールドシリーズ制覇に導いたマディソン・バムガーナー投手よりも上と評価された。MLB公式サイトとも提携する米スポーツ専門サイト「スポーツ・オン・アース」が、「バムガーナーはトップ10ピッチャーではない」との見出しで特集しており、ダルビッシュは数々の実力者を凌いでメジャー先発投手ベスト10にランクインしている。

 ブライアン・ケ二ー記者が、現時点でのメジャー投手をランク付け。防御率に加え、セイバーメトリクスの指標であるWAR(Wins Above Replacement)とFIP(Fielding Independent Pitching)を用いるなどしてバムガーナーがトップテンに入っていない理由を説明している。

 WARとは打撃、守備、走塁、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標で、そのポジションの代替可能選手と比較し、どれだけ勝利数を上積みしたかを表す。また、FIPは運や守備力の影響を極力排除し、投手の純粋な能力を測る指標で、現在のMLBでは投手を評価する場合、防御率よりも重視されることが多い。

 ランキングの1位はナ・リーグMVPとサイ・ヤング賞をダブル受賞したドジャースのクレイトン・カーショー。マリナーズの「キング」ことフェリックス・ヘルナンデス、ホワイトソックスの変則左腕のクリス・セールと続き、トップ3を形成する。

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