田中将大は「いい冬を過ごした」 投手コーチが順調な調整に手応え

キャンプでも慎重に調整へ「怪我なくやり遂げさせたい」

「昨年最後の先発でも、彼はいいピッチングをできなかったが、異変は感じていなかった。彼はいい冬を過ごした。投球練習をプラン通りこなしている。投球に関してもやりすぎたとは思わない。完全にプログラム通りだ」

 約2か月半のリハビリ明けから2試合目の登板となった昨年9月27日のレッドソックス戦では、2回途中7安打7失点と大崩れしたが、肘に異常はなかったことを本人も明かしている。昨オフに7年総額1億5500万ドル(約184億円)の契約を手にし、今季は早くもヤンキースの先発ローテーション1番手を担うことになりそうな右腕の右肘の状態は、チームの浮沈を左右することになる。

「スプリングキャンプでは2、3人、怪我なくやり遂げさせたい選手がいる。彼はそのうちの1人だ。登板の間にどんな感じなのか、彼に休養を与えたい。彼はピッチングをするために体を作っているところだ」

 ロスチャイルド投手コーチは、ここまでは順調にきているエースの調整に今後も慎重を期すことを明かした。昨年に続き、今年もキャンプでの田中への注目度は高そうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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