田中将大の右肘の状態は「ヤンキースが優勝争いできるかを決める」?

「肘の状態はどうなんだ? この答えがヤンキースが優勝争いをできるか、できないかを決める」

 そして、田中は昨年のワールドシリーズで大活躍したジャイアンツのエース左腕マディソン・バムガーナー投手、ドジャースで今季優勝できなければ解任の噂も出ているドン・マッティングリー監督に続く13位で登場する。

 注目されているのは、昨年7月8日のインディアンス戦で靭帯部分断裂の重傷を負った右肘の状態だ。

「肘の状態はどうなんだ? この答えがヤンキースが優勝争いをできるか、できないかを決めることになるだろう」

 寸評では、田中の肘の状況が2年連続でポストシーズン進出を逃しているヤンキースの1年を左右すると指摘。昨年は13勝5敗、防御率2.77と活躍したが、メジャー2年目ながらもピンストライプの先発ローテーションを牽引する働きが求められている。同じくヤンキース浮沈の鍵を握る存在として、完全復活が望まれるエース左腕のCC・サバシア投手は27位となっており、地元での日本人右腕への期待の高さが表れている。

 また、ニューヨークの地元紙とはいえ、昨季のア・リーグMVPに輝いたエンゼルスのマイク・トラウト外野手(17位)、ナ・リーグのMVP&サイ・ヤングをダブル受賞したドジャースのクレイトン・カーショー投手(18位)よりも田中の順位は上。昨年だけで、人気も爆発的に上がった。今年もニューヨーカー、そして野球ファンを魅了する投球を見せられるだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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