「ラジオ聞いたら混乱」? レンジャーズがオドール内野手と同姓同名の弟と契約

兄と同じ内野手、将来的に二遊間でコンビを組む可能性も

 レンジャーズがロウグネド・オドール内野手の弟で同姓同名の内野手を獲得したことが明らかになった。MLB公式サイトが「レンジャーズがロウグネド・オドールの弟と契約。彼の名前もロウグネド・オドール」と報じている。

 21歳の兄オドールは昨年2Aフリスコで開幕を迎えたが、故障者続出のチーム状況から5月にメジャー昇格し、正二塁手の座をつかんだ。114試合出場で100安打を放ち、2割5分9厘、9本塁打、48打点と結果を出していた。

 そして、弟も19日(日本時間20日)に正式契約を結んだという。彼の名前もまたロウグネドで、ポジションも兄同様にセカンドやショートをこなすと報じられている。

 記事では「もしもレンジャーズのスプリングト・レーニングをラジオで聞いた人間は混乱するだろう。グラウンダーの打球がロウグネド・オドールに。オドールが捕球し、ロウグネド・オドールにトスをした……」と、将来的に起こり得る同姓同名の兄弟による二遊間の共演を“シミュレート”している。

 兄オドールは弟の契約について「彼にはプレーできるチャンスを手にして欲しかった。どのチームでも構わなかったが、テキサスが契約したんだ」と喜びを示しているという。同姓同名の兄弟だが、兄は弟と「ミドルネーム」が違うことを告白。ダルビッシュ有投手や藤川球児投手らチームメートは2人の若き内野手をミドルネームで呼ぶことになるのだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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