MLB春季キャンプで「日本人ルーキー不在」が話題に 18年連続で途切れる

今季も新たな日本人選手のメジャー移籍の可能性はあったが……

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1995年から続く、日本人選手のMLBデビュー(2007年~2014年)

 記事では2015年も日本人ルーキーがキャンプに参加する可能性があったことに言及。「この冬のマーケットで最高の日本人選手は鳥谷敬遊撃手だった。阪神と再契約をするまで、メッツ、ブルージェイズ、パドレスから大雑把な興味を受けていた」と伝え、広島の前田健太投手についてもポスティング制度でのメジャー挑戦を表明した場合に争奪戦が展開された可能性を指摘。

「広島カープは右腕ケンタ・マエダの入札を拒否したが、彼は報道によれば、(総額)9桁の契約金を手にすることができた」とし、前田がメジャーに挑戦していれば、総額1億ドル(約119億円)以上の大型契約となった可能性があることにも触れている。

 USAトゥデーのボブ・ナイチンゲール記者も自身のツイッターで新たな日本人選手のスプリングキャンプへの参加がなかったことを報告。現在、ダルビッシュ有(レンジャーズ)や岩隈久志投手(マリナーズ)、田中らエース級の活躍を見せている投手陣を中心に日本人選手の評価が高まっているだけに、日本人ルーキーの不在は地元でもニュースとなっているようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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